高さ約20m、南北500mに渡る柱状節理「塩俵の断崖」
生月島の西部の海岸線は、ほとんどが断崖ですが中でもひときわ不思議な形をしているのが、この塩俵の断崖です。この奇岩は柱状節理といい、溶岩台地の上に玄武岩が重なり、垂直方向に亀裂が入って5〜7角形の断面を作ることにより、あたかも柱がいくつも立っているような形になっています。およそ600~1,000万年前、海底の火山活動で誕生し、隆起した溶岩台地が波で削られて誕生したものいわれています。南北に500m、高さ約20mの規模があり、その見事な景観は、長崎県新観光百選にも選ばれています。
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