平戸オランダ商館(1639年築造倉庫)
平戸港一帯は、1609年(慶長14)和蘭船が入港し、1641年(寛永18)長崎出島に移転するまでの約33年間、平戸が我が国唯一のオランダ貿易港として賑わった。 商館は当初、土蔵付き民家を借りてスタートしたが、その後周囲の民家を壊して、新たに建築。本館をはじめ、宿泊所、調理場などが整備されていった。貿易の積荷を保管する倉庫も何棟も建築され、1639年には日本ではじめての西洋の石造建造物とされる 「1639年築造倉庫」が完成。1641年、幕府の命により商館は取り壊され貿易は長崎出島に移転した。
2011年9月20日にオープンした「平戸オランダ商館」はこの倉庫を忠実に復元した貴重な建物である。中には当時の貿易に関する史料や貿易品などを展示している。
所在地
〒859-5104 平戸市大久保町2477
入館
開館時間
午前8時30分~午後5時30分
休館日
毎年6月第3火・水・木曜日
入館料
大人310円 子ども210円 (団体割引は20名以上1割引)
障がい者(手帳提示) 100円
交通
平戸港交流広場から徒歩5分
駐車場
身体障がい者用駐車場
上記以外の方は2時間無料の平戸港交流広場駐車場をご利用ください。
お問合せ
平戸オランダ商館 0950-26-0636
文化観光商工部 観光課
電話:0950-22-9140
FAX:0950-23-3399
(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)