鄭成功記念館
鄭成功は中国大陸で、明が衰退して清が勃興した時代の変革の大混乱期に「抗清復明」をかかげ大活躍した人物です。
父は中国人海商の首領「鄭芝龍」で明王朝の遺臣、母「田川マツ」は長崎の商人の娘で二人の間に日中混血の子として生まれました。幼名を「福松」、中国名「鄭森」といいますが、のちには明の隆武帝より、明王朝の国姓「朱」を賜ったことから「国姓爺」と呼ばれました。明王朝滅亡後は、オランダ支配下の台湾を制圧し、台湾の開発を促進したことから「開土王公」と呼ばれ、いまだに尊敬されています。
病没するまで明王朝復興を願い、大陸の清と戦い、日本では近松門左衛門の「国姓爺合戦」のモデルとして有名です。
鄭成功記念館は、東アジアの英雄「鄭成功」が7歳まで育った世界にひとつしかない生家を再現するとともに、「鄭成功」の偉業を顕彰し後世に伝えるため再現されたものです。
平成28年9月には、鄭成功記念館へと続く参道の入り口に「鄭成功記念館山門」が完成しました。
所在地
〒859-5132 長崎県平戸市川内町1114番地2 (電話0950-24-2331)
入館
無料(午前8時30分~午後5時) 水曜休館
駐車場
障がい者用1台、一般の人は漁港駐車場をご利用ください。
文化観光商工部 観光課
電話:0950-22-9140
FAX:0950-23-3399
(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)