3月8日 一夜限りのライトアップ
毎年3月中ごろ、田平町の瑞石山無量寿院海寺(通称「海寺」)跡に、大形の白い花を咲かせるハクモクレンの巨木があり、遠く平戸大橋からもその姿を望むことができます。
県の天然記念物に指定されているこのモクレンは、まれに見る巨樹で、目通り幹周り2.2 m、高さ15m。全国の天然記念物を調査している日本植物保護推進会議の調査(平成4年6月実施)によると、ハクモクレンとしては日本一の大きさということです。
ハクモクレンは、中国原産のモクレン科の落葉高木で、樹齢は言い伝えによれば1千年といわれていますが、少なくとも600年は経過しているものと推定されています。
今年は、地区住民によるライトアップが1日限定で行われ、日本一のハクモクレンが暗闇に幻想的に浮かび上がっていました。
(写真は、地区の人たちに特別に許可を得て敷地内の真下から撮影しました)
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