3月9日 花粉症の人が元気で笑顔になれる島
3月8日から10日まで平戸市の離島、的山(あづち)大島で花粉症の人を対象とした「第11回避粉地ツアー」が行われました。
今年は、2月中旬から暖冬の影響で、関東全域を含む1都14県でスギ花粉の飛散が本格化したと気象庁が発表。花粉の飛散量は、首都圏で前年の4~7倍で全国で花粉症に悩まされる人たちが増えることが予想されています。
今回は、全国から花粉症でお悩みの人たち18人がツアーに参加しました。平戸本土からフェリーに乗船するまではマスクを着けていた参加者も、的山大島に上陸後はマスクを外して、深呼吸したり元気いっぱいで町並みを散策したりするなど、皆さん笑顔で楽しんでいました。
的山大島は、本土と比較してスギの木が極端に少ないことと、離島のため本土からの影響をほとんど受けないため、スギ花粉の飛散率が極端に低いことが確認されており、これまで参加した人たちも「症状が改善された」「マスクをつけるのを忘れていた」「花粉症というのを言われるまでは気づかなかった」などと話しています。
今回、大分県別府市から参加した後藤謙治さんは「毎年、スギ花粉の季節になると、鼻水、鼻詰まり、くしゃみなどで悩んでいましたが、スギ花粉の少ない的山大島でまる2日間、じげもん料理(地元料理)や島内巡りして過ごしたことで、心身ともにリフレッシュして、症状もすっかり改善されました。今はとてもルンルンな気分で、また来年も参加したいと思いました」と話しました。
町並み散策
風力発電所の説明
展望台から見学
重要的伝統建造物の町並み
的山の風力発電所と棚田
大根坂の棚田
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