校内研究
令和6年度 校内研修計画
1 研究主題
「わかった」「できた」喜びを実感し合える授業実践
~読解力向上で確かな学力を~
2 主題設定の理由
令和5年度の平戸市学力調査では、「読むこと」に関する設問は全国比が84.2という結果となった。児童の実態から、根拠を明確にして自分の考えをもてるように授業の中で手立てを準備し、児童同士の交流の中で学びを深めさせることでが必要であると考える。昨年度に引き続き、問題を正しく読む力を育成することを通して、確かな学力を身に付けていけるようにしていく。
3 研究仮説
〇「つかむ」過程で、学習課題や発問の意図を明確にし、教師の発する言葉や提示した文章が、教師の意図どおり児童に伝わるように工夫することで、学習内容を捉え、自分の考えをもつことができるであろう。
〇「深める」過程で、児童同士や児童と教材との対話的な学びができるように、自分の考えをしっかりともたせ、協働的な学びの場を設定することで、自分の考えを深めたり広げたりすることができ、読解力の向上につながるであろう。
4 重点項目
〇読解力向上の視点を取り入れた授業改善
・単元や本時で身に付けさせたい力やゴールの姿を明確にした授業づくりや学習過程の工夫をする。(めあてとまとめの整合性)
・タブレット端末等を有効活用し、指導や発問の工夫をすることで、学習課題を正しく理解させ、考える内容を捉えさせる。
〇協働的な学びの充実
・理由や根拠を明らかにして、自分の言葉(絵や図なども含む)でノートやタブレット端末、ワークシート等に書かせる。
・学習形態(ペア、少人数、全体など)を工夫し、協働的に考える場面を設定して、友達と対話させる。
5 研究方針
〇全職員で取り組む。
・全員授業(全体授業・部会授業)を実施し、指導案検討会及び授業研究会に全職員で取り組む。
・朝の学力向上タイムに全職員であたる。
〇研修時間の確保
・木曜日の放課後を校内研修の時間として年間計画に位置づける。
〇学年の実態に応じた指導
・学年ごとに前年度の学力調査を分析し、今年度の学力向上プランを立てて指導にあたる。
・学年の実態に応じた読解力を高める家庭学習の実践を行う。
〇学習環境の整備
・既習事項や発表の仕方等の教室掲示
・学力向上タイムの充実
・教室掲示や板書、棚、机、筆箱の中身等の例示
〇保護者・地域への周知
・PTA総会や学級懇談会の折に、本校の重点項目や家庭学習についての説明をし、理解と協力を得る。
紐差小学校
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