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校内研究

 令和5年度 校内研修計画

1 研究主題

      「わかった」「できた」喜びを実感し合える授業実践

       ~読解力向上で確かな学力を~

2 主題設定の理由

   昨年度までの2年間、「ねらいに即した『書く活動』を重視する授業」の研究を行ってきた。令和4年度の平戸市学力調査では、「書くこと」に関する設問で全国比が91.7と、全国比には届かなかったものの成果が見られた。しかし、「読むこと」に関する設問で全国比が86.3という結果となった。そこで、今年度は問題を正しく読む力を育成することをとおして、確かな学力を身に付けていけるようにしていく。これまで研究してきた「書く力」の育成にもつながっていくと考える。

3 研究仮説

〇「つかむ」過程で、学習課題や発問の意図を明確にし、教師の発する言葉や提示した文章が、教師の意図どおり児童に伝わるように工夫することで、学習内容を捉え、自分の考えをもつことができるであろう。

〇「深める」過程で、児童同士や児童と教材との対話的な学びができるように、自分の考えをしっかりともたせ、協働的な学びの場を設定することで、自分の考えを深めたり広げたりすることができ、読解力の向上につながるであろう。

4 重点項目

〇読解力向上の視点を取り入れた授業改善

 ・単元や本時で身に付けさせたい力やゴールの姿を明確にした授業づくりや学習過程の工夫をする。

 ・タブレット端末等を有効活用し、指導や発問の工夫をすることで、学習課題を正しく理解させ考える内容を捉えさせる。

〇協働的な学びの充実

 ・理由や根拠を明らかにして、自分の言葉(絵や図なども含む)でノートやタブレット端末、ワークシート等に書かせる。

 ・学習形態(ペア、少人数、全体など)を工夫し、協働的に考える場面を設定して、友達と対話させる。

5 研究方針

〇全職員で取り組む。

 ・授業研究部と環境整備部を設け、協働体制で指導にあたる。

〇研修時間の確保

 ・木曜日の放課後を行内研修の時間として年間計画に位置づける。

〇学年の実態に応じた指導

 ・学年ごとに前年度の学力調査を分析し、今年度の学力向上プランを立てて指導にあたる。

 ・学年の実態に応じた読解力を高める家庭学習の実践を行う。

〇学習環境の整備

 ・既習事項や発表の仕方等の教室掲示

 ・国語タイムの充実

 ・教室掲示や板書、棚、机、筆箱の中身等の例示

〇保護者・地域への周知

 ・PTA総会や学級懇談会の折に、本校の重点項目や家庭学習についての説明をし、理解と協力を得る。

お問い合わせ先

紐差小学校

電話:0950-22-9234

FAX:0950-28-0009

(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)

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