エッセイ募集事業の表彰式典が実施されました！

11月23日（木）に、平戸文化センターにて、第16回「伝えよう！ いのちのつながり家族の絆」表彰式典が実施されました。

このエッセイ募集事業に全校生徒で取り組み、２年生２名が優秀賞を受賞することができました。

いのちのつながりや家族のきずなをテーマとして書いた２名の作品を紹介します。

 

『感謝』

　あの時、私はまだ小学２年生だった。

元気だったじぃじが入院した。

いつも保育園の送り迎えをしてくれ「莉子はじぃじのお宝さん」が口ぐせだったじぃじ。

私がじぃじと会えたのは、弱りきったじぃじだった記憶しかない。

突然の事すぎて、ショックのあまり最期の記憶が私にはない。

伝えたかった気持ち「ありがとう。」は届いているかな？

今でも時々空を見てふと思う。じぃじが、私にとってとても大切な存在だったことを・・・

 

『生命のバトン』

　46億年前に生まれた地球。

バクテリアが環境を整え、海の生物が生まれ、その生物が陸に上がった。恐竜やほにゅう類も現れ、今から約500万年前に人類が誕生した。

たくさんの生命のバトンがつながって来たこの地球。

その地球を今、人類はどうしているだろう。

森林は伐採され、地球温暖化が進み、世界各地で戦争が起こっている。こんなことをしていては、次のバトンはつながらない。

どれだけ小さいことでも、どれだけ少ない時間でもいい。

地球のことを考え、行動し、バトンをつなぐために全人類で走り抜く。

----------緑豊かで笑顔あふれる美しい地球へ----------

今はまだ夢物語かもしれないが、次の走者につながると信じて生きていこう。