鐶頭太刀無銘拵付一口附太刀図一通
国指定重要文化財「鐶頭太刀無銘拵付一口(かんとうのたちむめいこしらえつきひとくち)」「附太刀図一通(つけたりたちずいっつう)」 Vol.8-1
環状の柄頭をもつ鉄製の直刀です。長さは93cm、水牛の角製の鍔をつけ、竹を馬革で包んだ鞘を持っています。明治13年霊椿山神社、七郎宮、八幡神社、乙宮神社を合祀し、平戸城内に亀岡神社が作られました。このとき七郎宮から亀岡神社に移され祀られたのが、この鐶頭太刀です。
社伝によると、神宮皇后が朝鮮半島出兵の際に従軍した部将七郎氏広が佩刀していたものと伝えられています。同類の太刀が、平戸市志々伎神社、小値賀町神島神社にも伝わっていましたが、現存するのは本資料のみです。
名称 | 鐶頭太刀無銘拵付一口(かんとうのたちむめいこしらえつきひとくち) 附太刀図一通(つきたちずいっつう) |
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種別 | 国指定重要文化財 |
指定年月日 | 大正5年5月24日 |
所有者 | 亀岡神社 |
所在地 | 平戸市 |
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