大島(大根坂)のジャンガラ
県指定無形民俗文化財「大島(大根坂)のジャンガラ」 Vol.9-1
大根坂地区に古くから伝承され、お盆に神仏への感謝、先祖供養、豊年祈願などを合わせて公開・奉納されています。
昔は豊作や害虫退散、厄払いの祈願にも行われたといわれ、素朴な農民の服装と踊りが伝承されています。鉦打ちは単衣の絣、踊り子は筒袖に小太鼓を前にさげ、ソウハギを飾った菅笠をかぶり布で顔を隠し裾をはしょって素足に草履を履き、鉦と小太鼓の音に合わせ「ホーミナゴ、ホーミデ」と唱えながら物静かで軽妙な動作を繰り返して踊ります。
元亀3年(1574)宗対馬守の弟が壱岐を攻めて負走し、平戸瀬戸までたどり着いたが農民が奉納していたジャンガラの音を戦の準備と思い自害したことから、敵兵退散の吉例として藩主が奨励して神社やお寺に奉納されるようになったと伝えられています。
名称 | 大島のジャンガラ |
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種別 | 県指定無形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和48年9月4日 |
保護団体 | 大島村盆踊振興会 大根坂盆踊盆踊保存会 |
奉納場所 | 神社、寺、役宅、墓所、個人宅 |
文化観光商工部 文化交流課 文化遺産班
電話:0950-22-9143
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(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)