度島の盆ごうれい
県指定無形民俗文化財「度島(たくしま)の盆ごうれい」 Vol.10-2
平戸島の北部、平戸桟橋より船で30分ほどの場所にある度島に伝わる民俗芸能です。大名行列の形態をとっていることから、江戸時代、松浦家29代鎮信(天祥)のころに成立したといわれています。
祭りの芸態としては、幟、須古踊り、奴踊り、娘踊り、棒術から成ります。特に、全長約14mの幟が本村桟橋から歩く「吹き渡し」に特徴があり、海を背景に幟がひらめく風景は圧巻です。8月の期間中は島中が祭り一色に染まります。今日では島民の平和と豊年、豊魚を願う祭りとなっています。
名称 | 度島(たくしま)の盆ごうれい |
---|---|
種別 | 県指定無形民俗文化財 |
指定年月日 | 昭和52年5月4日 |
保持団体 | 度島町民俗芸能保存会 |
所在地 | 度島町 |
文化観光商工部 文化交流課 文化遺産班
電話:0950-22-9143
FAX:0950-23-3399
(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)