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黒子島原始林

文化・スポーツ

国指定天然記念物「黒子(くろこ)島」 Vol.16-2

黒子島原始林は、平戸瀬戸に浮かぶ面積3haの小島です。主木はスダジイとタブノキで、ビロウなども繁殖しています。中でもアコウは幹周り約7m、ホルトノキは幹周り約5mとかなりの巨木となっています。島の外周はハマビワなどの耐塩性のある植物からなり、島全体が低地林としての原始性をよく保っています。

島には弁財天が祀られており、いつごろから祀られているのかは不明ですが、オランダ国立中央文書館にある「1621年平戸図」には、すでに描かれており江戸時代初めには存在していたと考えられています。
また、昭和初期には避暑地として利用されていた様子が古写真などに残されています。昭和44年に国体が長崎で開かれた折りには、昭和天皇が来平し上陸しています。

黒子島原生林

文化財詳細情報
名称 黒子(くろこ)島
種別 国指定天然記念物
西海国立公園特別保護地区
指定年月日 昭和26年6月9日(天然記念物)
昭和31年3月16日(国立公園)
所有者 平戸市
所在地 平戸市大久保町

お問い合わせ先

文化観光商工部 文化交流課 文化遺産班

電話:0950-22-9143

FAX:0950-23-3399

(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)

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