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春日の棚田米をローマ法王に献上

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春日の棚田米をローマ法王に献上

2017年(平成29年)11月3日に、ヴァチカン国際音楽祭に参加するためにローマ入りしていた西本智実氏(平戸名誉大使)と平戸市関係者がバチカンのサン・ピエトロ大聖堂を訪れ、コマストリ枢機卿を通じて春日の棚田米などをローマ法王に献上しました。
これは、2018年(平成30年)に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産になっている春日集落のPRと棚田の保全活動につなげていくことが目的で、法王への親書も併せて手渡しました。また、前日の2日には、在バチカン日本国大使館を表敬し、中村大使との面談も行っています。
16世紀に行われたイエズス会宣教師と私たちの先祖が行った交流の歴史をきっかけに形成された「潜伏キリシタン」の伝統文化や、信仰生活を続けてきた集落でつくり続けてきたお米を、バチカンに届けることができたことは、非常に大きな意味があります。
この訪問をきっかけに、地域住民や関係団体との連携をさらに促進し、平戸のPRや棚田米の高付加価値化、加工品の創出など、今後の展開が期待できます。

ローマ法王から平戸市に棚田米への感謝の気持ちや市民への励ましのお手紙が届きました。


ピエトロ大聖堂(コマストリ枢機卿)1 

ピエトロ大聖堂(コマストリ枢機卿)2
コマストリ枢機卿に春日の棚田米やそれを原料とした酒、平戸焼のほか、法王への親書を手渡しました。

在バチカン日本国大使館(中村大使)
中村大使は、世界遺産の取り組みやヴァチカン国際音楽祭で西本氏が指揮をされることもよくご存知で、「いつか平戸を訪れてみたい」と話してくれました。

お問い合わせ先

文化観光商工部 文化交流課 文化遺産班

電話:0950-22-9143

FAX:0950-23-3399

(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)

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