高齢者肺炎球菌予防接種
予防接種法の改正により、平成26年10月から高齢者の肺炎球菌ワクチンが定期予防接種になりました。
高齢者の肺炎球菌感染症と予防接種
肺炎球菌性肺炎は、成人肺炎の25~40パーセントを占め、特に高齢者は、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症起こすことがあります。
日本では、現在、90種類以上ある血清型のうち頻度の高い23種類を混合したワクチンが使用されており、肺炎患者の重症度と死亡のリスクを軽減させる効果が期待されています。
令和6年度から予防接種の対象者が変わります
これまでは、65歳で定期接種の機会を逃してしまった人も、経過措置として70歳から100歳までの5歳刻みの節目年齢に予防接種を受けることができていましたが、この措置は令和5年度(令和6年3月31日)までで終了となります。
そのため、令和6年度(令和6年4月1日)から予防接種の対象者が次のとおり変わります。
対象者
接種日現在に平戸市に住民登録があり、過去に自費(任意接種)を含め、23価肺炎球菌ワクチン(ポリサッカライド)を一度も受けたことがない人で、1または2に該当する人
- 65歳の方(65歳の誕生日の前日から、66歳の誕生日の前日まで)
- 60歳から64歳のうち、心臓、腎臓、呼吸器の機能障がいがある人およびヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障がいがある人(障がい者手帳1級相当)
市民生活部 健康ほけん課 健康づくり班
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