鳥獣被害対策の概要
平戸市のイノシシ対策
平戸市では平成10年にイノシシがはじめて捕獲されて以来、捕獲数が爆発的に増加し、平成27年度は過去最高の5,028頭の捕獲に至りました。
海を泳ぐイノシシがたびたび目撃されています。(平戸海上保安署提供)
平戸市では離島部でもイノシシが増えて、農作物に被害を与えています。
【防護】【捕獲】【棲み分け】の3対策を推進
平戸市では、イノシシによる「農作物被害」「生活被害」を減らすために、【防護】【捕獲】【棲み分け】の3対策を柱に事業を推進しています。
特に、平戸市では
- のべ延長1,600kmに及ぶ「防護柵の整備」
- 年間5,000頭を超える「捕獲強化」
- 28チーム、捕獲1,000頭を超える「捕獲隊の活動」
- 全国に先駆けた平戸市独自の「まちなか対策事業」
など全国でも有数の取組みを行っており、「農作物被害金額」は、ピーク時の3分の1程度に減少しています。
平戸市鳥獣被害対策実施隊員の紹介
平戸市では、猟友会から推薦を受けた鳥獣被害対策のエキスパートを、「平戸市鳥獣被害対策実施隊員」として3人任命し、住民に対するイノシシ被害対策の指導や、捕獲技術の普及、まちなかパトロール、緊急時の出動などさまざまな活動を行っています。
毎週月曜日に打合せを行い、イノシシ対策の作戦を練っています。
イノシシパトロール実施中です。
実施隊員がまちなかで捕獲したイノシシ。
実施隊員によるイノシシ捕獲用箱わなの設置指導。
農林水産部 農業振興課 農山村対策班
電話:0950-22-9150
FAX:0950-23-3936
(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)