週休2日モデル工事の試行について

週休２日モデル工事の試行について

若手技術者の離職や入職者の減少など将来の担い手確保が大きな課題となっているなか、地域の守り手である建設産業の中長期的な担い手確保・育成、働き方改革・労働環境改善の取り組みとして、建設業の「週休２日制」の推進に向け、モデル工事を実施します。

試行適用時期

令和５年５月１日から起工する工事

試行対象工事

試行の対象となる工事は、当初設計金額3,500万円以上の平戸市が発注する工事（営繕工事は除く）において、以下のいずれにも該当しない請負工事を対象とします。
ア．災害復旧工事
イ．小規模工事、工場製作が主たる工事、材料費が工事費の大部分を占める工事等
で現場作業期間が４週間未満の工事
ウ．供用を控える等工期に制約がある工事
※試行対象工事は、特記仕様書に対象工事であることを明記します。

試行内容

週休２日とは、４週８休以上を基本としますが、少なくとも４週５休以上の休日を確保することとし、休日は、現場閉所とします。
現場閉所とは、巡回パトロールや保守点検等現場管理上必要な作業を行う場合を除き、現場事務所での事務作業を含めて１日を通して現場や現場事務所が閉所された状態とします。休日には、試行対象工事の元請技術者（現場代理人、主任技術者、監理技術者）は休暇とします。

週休２日モデル工事実施の推進のための措置

週休２日モデル工事は、当初設計において「４週８休」の補正を行い発注し、契約後、受注者が週休２日を選択した場合に、竣工時において現場閉所の達成状況により、各パターンの補正に応じた変更契約を行います。

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