市民の皆さんと協力して道路の陰切り作業を実施しています【市道沿線樹木伐採事業】
背景
道路に隣接する敷地などから道路上に樹木が張り出していることがありますが、これは歩行者や車両の通行の妨げになるだけでなく、交通事故につながる恐れもあります。
本来、私有地から伸びる樹木はその所有者の責任において適切に管理しなければならないため、所有者にお願いしているところですが、高齢化や不在などにより適切に管理ができず、危険な箇所が増加している状況です。
目的
このような状況の中、道路環境の維持を図り交通の安全を確保するため、市は幹線道路を中心に陰切り作業を行っています。
また、地区内の生活道路においては、自治会と市が協力して陰切り作業【市道沿線樹木伐採事業】を実施しています。
事業の概要
自治会において、伐採箇所の選定と実施日を決定し、市に事業の申請を行います。
市において、高所作業車や伐採作業員を派遣します。また、バックホウやダンプなど必要な機械についても貸し出しを行います。
作業日当日、自治会は伐採作業の補助と樹木の処分を行います。
とある日曜日の午前中
この日は、平戸島の中部に位置する宝亀町の「宝亀第三地区」の皆さんにより、地区内の道路清掃と合わせて樹木の伐採作業が実施されました。
宝亀第三地区は人口60人ほどの小さな集落で、平戸市全体の課題でもある少子高齢化により、集落を維持するための労働力不足に悩まされています。
【みなさん集合】
【作業前の打ち合わせ】
今回の宝亀第三地区の作業は、昨年に引き続きの実施となりました。
打ち合わせの後、市から派遣された伐採作業員が高所作業車を使用して樹木の伐採を行っていきます。また、住民の人も手際よく樹木の片づけ作業を行っていました。
【道路上空に覆いかぶさった樹木】
【通行にも支障になります】
【作業開始】
【手際よく作業していきます】
【ふだん届かない高木もお任せ】
【見事な連携プレー】
【道路敷の草刈も行われました】
【ひと休み】
皆さんの作業により、うっそうとしていた道路には明るい光が差し込むようになりました。また、通行の安全性の向上も図られ、住民の皆さんも喜んでいます。
【高木もバッサリ】
【通りやすくなりました】
【宝亀第三地区 松田区長の声】
私たちの集落も高齢化や人口減が深刻になっており、何をするにしても簡単ではなくなっています。でも、雑草や雑木はどんどん伸びていきます。この事業のおかげで、道も通りやすくなりよかったとみんな話しているんですよ。
集落内には、草や木が伸びている所がたくさんあり、たいへんですが今度はまた別の箇所をしたいとみんなと話しています。
建設部 建設課 総務管理班
電話:0950-22-9160
FAX:0950-22-4127
(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)