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女性活躍推進に向けた企業内研修を実施

子育て・教育

女性活躍推進に向けた企業内研修会実施

平成28年4月1日、女性の職業生活における活躍の推進に向けた法律(女性活躍推進法)が施行されました。
これに関連し、本市においても、平成31年2月と3月に女性活躍推進に向けた企業内研修会を実施し、モデル企業として柿添病院と北川病院の2つの事業所に協力いただき、各2回の研修会が実施され、男女延べ200人の職員のみなさんが参加しました。
講師として、県内初のワーク・ライフ・バランスの専門家である吉岡和佳子先生をお招きし、男女共同参画および女性活躍推進の要となるワーク・ライフ・バランスについて学びました。2つの事業所では「今回の研修は、自分たちの働き方・職場環境を見直すよい機会となった。今後、職員が働きやすい職場環境づくりを進めていきたい」「働くみんなが学んだことを意識しつつ、自分たちができることから少しずつ実行していきたい」という声があがりました。

最終日に、柿添病院と北川病院には修了証が手渡され、平戸市女性活躍推進推奨企業として登録をされました。

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平戸市女性活躍推進推奨企業

  • 医療法人医理会 柿添病院
    (住所 平戸市鏡川町278番地)
  • 医療法人光佑会 北川病院
    (住所 平戸市浦の町737番地)

女性活躍推進について

女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)

「女性活躍推進法」とは、平成27年8月28日に国会で可決成立し、平成28年4月1日に施行された新法「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」の通称です。この法律は、女性が職業生活でその希望に応じて、十分に能力を発揮し、活躍できる環境を整備するために制定されました。これにより、従業員301人以上の企業は、女性登用の数値目標を含む女性活躍推進に向けた行動計画の策定および公表が義務付けられており、計画に基づき実行することとされています(300人以下の企業は努力義務とされています)。

女性活躍推進法ができた主な背景

近年、少子高齢化による人口減少が深刻化しており、放っておくと今後「働き手」となる労働力人口が減少し、経済力が衰退していくことが危惧されています。そこで政府は、今後の経済力の安定を図るため、女性の労働力に着目しました。
女性活躍推進法ができた背景には、女性の潜在的能力の活用が求められてきたことや、産業構造の変化により多様な人材を活用していこうという機運が高まってきたことなどが挙げられます。

女性活躍推進の現状と課題

わが国では労働市場における女性の活躍が進む一方、諸外国に比べると、結婚・出産・育児・介護などをきっかけに仕事を辞める女性の割合はいまだに高い状況にあります。女性の年齢階級別労働力率をみると、30歳代から40歳代で就業率が下がる「M字カーブ」と言われる傾向にあります。妊娠や出産・育児をきっかけに仕事を辞めた理由としては、仕事と家庭を両立できる制度や雰囲気の不足、残業による労働時間の長さなどが挙げられます。このような理由で仕事を辞めてしまいがちな女性が少しでも長く働き続けられるようになれば、経済の安定化につながると考えられています。

女性活躍推進への取組に対する理解

女性活躍推進法では、女性だけでなく、男性を含めた社会全体の職場風土に関する意識の改革や、長時間労働の是正など働き方の改革に向けた取組も企業に求めています。
また、出産や育児、介護などを理由に仕事を辞めてしまいがちな女性であっても、少しでも長く働き続けられるよう、仕事と家庭生活の両立や継続就労支援のための制度等を導入したり、職場環境等の見直しを行っていく女性活躍推進の取組は、結果として女性だけでなく、働く意欲のあるすべての人にとって働きやすい会社にすることにつながります。

お問い合わせ先

総務部 総務課 行政班

電話:0950-22-9100

FAX:0950-22-5178

(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)

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