トップ > くらし・手続き > 暮らし・住まい > 空き家関連情報 > 空き家について


空き家について

くらし・手続き

1 空き家について

 人口減少・高齢化の進展に伴い、全国的に空き家が増加しています。本市では、前回(平成27年・28年度)実施した空家等実態調査から5年が経過し、人口減少や除却等による空家等の総数の変化が見込まれることから、令和3年度に改めて市内全域の空家等の実態調査を実施し、1,667戸の(推定)空家等を確認しました。

 適切に管理されていない空き家の発生によって、地域の防災・防犯機能の低下、景観の悪化などが懸念されます。

 一方で、空き家は貴重な地域資源であり、早期の活用を図れば資産にもなりますので、今後ご自宅をどうすべきか、所有者が責任を持ち、家族を含め住まいの未来を考えましょう。

令和3年推定空家数

2 第2期平戸市空家等対策計画

 空家等に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、令和5年3月に「第2期平戸市空家等対策計画」を策定しました。

第2期平戸市空家等対策計画

3 空家等対策に係る施策

 空家等の管理については、第一義的には所有者等が自らの責任において適切に管理すべきことを前提に、「発生抑制」「利活用」「解体促進」を空家等対策の基本的な方針とし、空家等対策の施策を推進しています。

(1)空家等の発生抑制

 近年の高齢化や人口減少等の進展により、今後、さらに空き家が増加することが予想され、空き家の増加を抑制するには、新たな空き家の発生を未然に防ぐことが必要です。

【主な取り組み】

➤広報誌やホームページ、チラシ等を活用した市民等へ将来の空き家に対する意識づけの情報発信

 ・広報ひらど 2023年1月特集ページこのリンクは別ウィンドウで開きます

 ・広報ひらど 2024年1月特集ページこのリンクは別ウィンドウで開きます

 ・住まいのエンディングノート(国土交通省)

➤空き家に関するセミナーの開催

 ・住教育セミナー

(2)空家等の有効活用

 空き家やその跡地は貴重な地域資源であることから、有効活用について必要な助言や支援が必要です。

【主な取り組み】

平戸市空き家バンク制度(空き家を貸したい・売りたい)について

➤相談の内容に応じて空き家アドバイザー協議会長崎県平戸支部を紹介し、専門的な立場から提案をしてもらい利活用を促進

 ・古民家再生による空き家活用促進に関する協定について(空き家アドバイザー協議会の設立)

(3)適切な維持管理

 空家等は個人の財産であり、第一義的にはその所有者等が自らの責任により適切に維持管理することが大前提です。適切な維持管理を促進するには、空家等の所有者等が放置された空家等の危険性や周辺へ及ぼす悪影響などを認識し、適切な維持管理の重要性を十分に理解してもらうことが必要です。

➤広報誌やホームページ、チラシ等を活用した適切な維持管理の啓発

 ・空き家の管理のやり方

➤管理不全の空家等を解消するため、空家等の所有者等に対し、法に基づく情報提供等の対応

➤平戸市シルバー人材センターの「空き家管理サービス」について紹介し、適切な維持管理の促進

 ・空き家等の適正管理に関する協定(平戸市シルバー人材センター業務のご紹介)

(4)解体・除却

 老朽危険空き家は、地域住民の生活環境に悪影響を及ぼすおそれがあるため改善が必要ですが、自主的に解体・除却を行う所有者等へ助成を実施します。併せて、跡地の活用については、所有者等に対し、適切な管理をお願いすることにより、活用機会の拡大を図っていきます。また、特定空家等に該当する場合は、認定し法に基づく措置を実施します。

【主な取り組み】

➤老朽危険空き家を自主的に解体する所有者等への助成を実施

 ・平戸市老朽危険空き家除却事業補助金

➤特定空家等に認定し、法に基づく措置を実施

4 関係団体との連携

公益社団法人平戸市シルバー人材センター

 平成28年6月1日、公益社団法人平戸市シルバー人材センターと「空き家等の適正管理に関する協定」を締結し、相互に連携協力しながら、市内にある空き家等の放置により、管理不全な状態とならないよう適正に管理することで、良好な生活環境を保全するとともに安全で安心なまちづくりの推進に努めています。

空き家等の適正管理に関する協定(平戸市シルバー人材センター業務のご紹介)

一般社団法人古民家再生協会長崎

 令和3年5月31日、県内ではじめて、一般社団法人古民家再生協会長崎と「古民家再生による空き家活用促進に関する協定」を締結し、相互に連携協力しながら、空家等古民家の適正な管理、発生抑制および活用等を通じ、地域の生活環境の保全や地域社会の発展に努めています。

古民家再生による空き家活用促進に関する協定について

全国空き家アドバイザー協議会長崎県平戸支部

 令和4年1月24 日 、全国空き家アドバイザー協議会長崎県平戸支部が設立され、これまで一般社団法人全国古民家再生協会が古民家の利活用を通じて構築してきた全国のネットワークやまちづくりのノウハウを駆使することで、地域の空き家問題の相談をトータルで受けられる体制が整備されました。空き家を所有されている方、空き家予備軍を所有されている方、空き家を探している方は、お気軽にご相談ください。

連絡先 空き家アドバイザー協議会長崎県平戸支部事務局(一般社団法人古民家再生協会長崎)

TEL:0956-63-3785(代表理事 福田)

古民家再生による空き家活用促進に関する協定について(空き家アドバイザー協議会の設立)

アドビリーダーのダウンロード PDFファイルをご覧になるには、Adobe AcrobatReaderが必要です。
アドビシステムズ社サイト(このリンクは別ウィンドウで開きます)より無償でダウンロードできます。

お問い合わせ先

建設部 都市計画課 建築班

電話:0950-22-9166

FAX:0950-22-4127

(受付時間:午前8時30分~午後5時15分まで)

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページは分かりやすかったですか?

このページの情報は役に立ちましたか?


トップへ戻る