2月12日 燃え上がる炎が春を呼ぶ「川内峠野焼き」
2月12日、川内峠で春の風物詩である野焼きが行われ、約30ヘクタールの草原が炎に包まれました。
消防職員や消防団、地元住民ら約150人が参加し、午前9時ごろから、川内峠南側から順次ガスバーナーで火入れしました。放たれた火はバチバチと音をたて大きな火柱を上げながら草原に燃え広がり、あっという間に草原を黒色に塗り替えました。
この野焼きは、防火と家畜用の牧草の育成、草原の保全を目的として毎年1回、この時期に行われています。
例年、野焼きには県内外から多くの観光客やカメラマンが駆け付けますが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関係者のみで行われました。
草原を包む炎
煙に包まれながら残った火を消火する関係者
一変した川内峠。春には新芽が芽吹き緑に変わる。
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